国税専門官試験のモチベーションが上がらず、やる気が出なくてヤバい人へ

公務員

元調査官のバツマルです。主に法人調査を担当していました。

国税専門官試験は平均で1年ほどの勉強が必要と言われています。

長い期間モチベーションを維持することはとても大変で、時には

もう勉強をやめたい

諦めようかな

と挫折しそうになることもあるかもしれません。

そんな時、どうやってモチベーション維持またはアップをすればいいのか、元国税専門官のバツマルが解説いたします。

各科目ごとの対策はこちら→数的処理文章理解人文・自然・社会憲法民法経済学

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採用後のイメージを膨らませる

自分が国税専門官として採用された未来について、想像してみましょう。

調査がやりたい人は、調査先で大きな不正を見つけてガッツポーズする場面、
同期や先輩と仲良く飲み会をする、
・・・なんでもいいので、楽しい未来を思い描いてみましょう。

今辛い勉強を続けているのは、全て自分の未来をより良いものにするためなのです。

採用されてしまえば、ひとまず勉強のことなど忘れられます。
休日に遊びに行けますし、昼まで寝るものいいでしょう。
両親やお世話になった人、予備校のスタッフに嬉しい報告ができます。

民間企業への就職や公務員試験浪人など、進路への不安も解消されますね。

全てはそのためです。自分の人生を輝かせるために耐える期間なのです。
早々に民間企業へ内定を決めた友人達から飲み会に誘われても我慢し、毎日勉強してきたではありませんか。

もうひと踏ん張りです。
体調を崩さないように気を付けて、試験当日まで頑張ってください。

採用後のことを書いた記事はこちらをどうぞ↓↓↓
異動・勤務地について
人気の部門
簿記資格は必須?
飲み会の頻度
一日の仕事の流れ

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税務署へ行ってみる

電車で行ける距離に税務署があるのなら、特に用がなくても覗いてみてはどうでしょうか。

確率から言って採用された後にその税務署に配属になる可能性は低いですが、税務署の雰囲気を掴むことは可能です

職員の応接態度や動き、納税者や相談者の様子、閲覧用の資料やパンフレットなど、自分が職員になったらまずはこういう場所で仕事をするんだ、という具体的なイメージが沸くと思います。

ただし確定申告で繁忙期となる3~3月は避けた方が無難です。
いつもの税務署の雰囲気とはかけ離れた大混雑となっているので、じっくり様子を見ることはできません。

あえて確定申告の時期の様子を見たい、というのであれば止はしませんが人混みが苦手な人は覚悟しておいてください。

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気分転換をする

ずっと勉強ばかりしていると気分が滅入ってしまってマイナス思考になりがちです。
そんな時は思い切って勉強を休みにして、気分転換をしてはどうでしょう

外を歩いてみる、買い物をする、読書をする、両親や友人と電話する、好物を食べる、運動をする・・・

自分が好きなことであればなんでもかまいません。

例えば一か月に一回ぐらいは丸一日好きなことをしていい日を決める、というのはどうでしょうか。

勉強で凝り固まった頭がすっきりしますし、また勉強しようというやる気も再燃すると思います。

ただし時間を決めて気分転換をしないと、ずるずると勉強をサボっているだけになるので注意が必要になります。

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勉強場所を変えてみる

環境を変えることで集中力がアップするという話はよく聞きますね。

普段、自宅で静かに勉強している人は、カフェやファミレスなど勉強OKな場所を探して、雑音を聞きながらやってみてはどうでしょうか。

意外と自分に合っている可能性がありますよ。
ただし長時間の勉強は他のお客さんやお店の迷惑になる可能性がありますので、ルールを守って勉強をしましょう。

あるいは図書館、予備校の自習室でもいいです。周りに人はいますが比較的静かで勉強に向いています。

自宅の中で部屋だけを変えてみるのもいいかもしれません。
普段自室で勉強しているのであればリビングでやってみる、トイレやダイニングでもはかどるかもしれません。

もちろん家族の迷惑にならないように配慮は必要ですから、例えばトイレを何時間も占拠するのはまずいですからやめましょう。

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落ちた時のことを想像してみる

あまりおススメではないのですが、最悪の事態を考えるというのも人によっては効果があります。

大抵の人は、
もし落ちたらどうしよう
公務員浪人するか民間に切り替えるか、どっちにしても不安
といったことを考えると勉強に集中できず、かえって効率が落ちる可能性があります。

ですが自分を追い込まないとやる気が出ないタイプの人は、落ちたらやばいぞ、と自分に言い聞かせることでモチベーションアップにつながる可能性があります。

ただし、あまりにも考え込んでしまうとうつ状態になってしまうかもしれませんから、落ちた時のことを考えるのはほどほどにしておきましょう。

誰かに尻を叩かれないとやる気が出ないタイプの友人は、しかし誰も「落ちたらどうするの」と発破をかけてくれなかったので、自分で「落ちたら無職」とマジックペンで書いた大きな色紙を勉強部屋の壁に貼っていました。

そのおかげかどうかはわかりませんが、彼は見事筆記試験に合格することができました。

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まとめ

性格や環境によって、モチベーションを維持する方法は様々です。
自分に合ったやり方で長い勉強期間を乗り切る方法を見つけることが大切です。

いくら一日の勉強時間を多く確保できたとしても、
なぜこんなに勉強しているんだろう
と考えたりして集中できていないとあまり意味がありませんよね。

今回ご紹介したモチベーションアップ方法を参考にしてもらえれば幸いです。

それでは受験生の皆さん、風邪を引かないようくれぐれも気をつけて頑張ってくださいね!

コメント

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